予防の方法を知る

わきがのニオイは複合的です。さまざまな要因によって細菌の繁殖が進むとニオイが出てきますが、軽度のわきがであれば食生活や普段の服などで多少は緩和できます。

服装について

まずは清潔な状態を保つことが大切です。汗や黄ばみがニオイを含んでいますから、洗濯する時にはしっかりと汚れを落とすようにしましょう。洗濯洗剤や柔軟剤に、消臭効果のあるものを使うのもいいでしょう。
風通しの良い服を選びムレないようにすることも大事です。汗をできるだけかかないように重ね着などで工夫をして、屋内外で服を使い分けるのも一つです。衣服に染み込んだ汗が、服の生地の中で繁殖してしまうこともあるので、熱がこもりやすい服を避けることも大切です。

ワキ毛の処理

ワキ毛は、わきがのニオイを悪化させる一因です。
人間の毛には、ニオイをためこむ特性があり、また汗などの水分を吸い込み風通しが悪くなるので高温多湿となり、雑菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。
男性の場合は難しいかもしれませんが、ワキ毛を処理することでわきが乾燥しやすくなり、温度もさがるため汗をかきにくくなります。汗をかいたとしても、ニオイがこもりにくくワキの外へ逃げやすくなるため、臭いにくくなります。

ただ、処理をするといっても毛を抜いてしまうと、抜くときの刺激が毛穴や毛根に刺激を与えてしまいます。この刺激がアポクリン腺の働きを強め、かえってわきがを悪化させてしまう場合があります。
わきがの予防としての処理は、剃る方法が一番適しています。ただし、この場合でもアポクリン腺を活性化させないために肌をできるだけ傷つけず刺激しないように処理することが大切です。

食生活について

わきがのニオイは食生活も影響します。
動物性脂肪を多く摂取すると、皮脂腺の働きが活発になると言われています。皮脂腺が活発になると分泌される油脂成分が増え、アポクリン腺からの分泌物のニオイを強めてしまいます。一般的に欧米人の体臭が日本人より強い原因の一つは動物性脂肪の摂取量が多いことともいわれています。

また、タンパク質を過剰摂取することも多汗の原因となります。これはタンパク質が肝臓内で分解されるときに、他の栄養素の約5倍の熱エネルギーが発生して、これが発汗につながるからです。
この様な要因があるため、肉類の摂取を控えることで、ニオイと汗の両方を予防することができます。

軽度のわきがの方であれば、これだけでもかなりニオイを予防できますので、できる事から対策を行なって予防するのも大切です。