わきがの治療法

わきが治療にはいくつか選択肢があります。
手術以外のわきがの治療は、汗腺の動きを一時的に症状を抑えるボトックス注射や、汗腺を破壊することによって改善するミラドライによる治療があります。
患者様ひとりひとりの症状やご事情に合わせて、最適なご提案をさせていただきます。

ボトックス注射(botox,ボツリヌストキシン注射)

ボトックス注射は、汗が気になっている部位に注射するだけで、発汗を止める方法です。
汗腺にしても筋肉にしても、身体が反応するのは神経から伝わる信号を、汗腺や筋肉が受け入れるからです。この神経の信号が、神経末端から放出される神経伝達物質と呼ばれるものです。神経の種類によって、放出される神経伝達物質は違います。神経伝達物質にはアセチルコリン・アドレナリン・ドーパミンなどがあります。
ボトックス注射は、この中でもエクリン腺に信号を出すアセチルコリンの放出を抑制することで、発汗を抑えます。

わきが臭の原因は、もともとはアポクリン腺からの汗ですが、ボトックス注射によってニオイを抑えられるのは、エクリン腺の活動を抑え発汗を抑制し、湿潤状態にある皮膚を改善することで細菌の繁殖を抑えるからです。
治療は10分ぐらいで終わり、傷跡も残らずに当日からシャワーや入浴が可能ですので、ダウンタイムを気にせずに治療を受けることができます。
効果の持続期間は個人差があるものの6ヶ月ほどで、一時的にわきがの症状を抑える役割を果たします。

ボトックス注射は根本的に治療する方法ではないため、効果を切らさないためには継続して通院する必要があります。
例えば、アポクリン腺が発達途中にある第二次成長期にあたるお子様は、一度取り除いてもまた汗腺が発達するケースがあります。未成年の方が治療を希望される場合など、手術やミラドライなど根本的に治療する方法を諸事情により受けることが出来ない方に適しています。

ミラドライ

ミラドライはマイクロウェーブと呼ばれる電磁波を照射して、皮膚下にあるエクリン腺とアポクリン腺に作用し熱を発生させることで、2つの汗腺を破壊する最新の治療法です。治療後に傷が残らず、ダウンタイムが少ないのが特徴です。

熱によって破壊された汗腺が元に戻ることはないので、症状が再発することはありません。
(※第二次成長期にあたる未成年の方はアポクリン腺が発達途中のため、治療後の汗腺発達による症状発症の可能性はあります。)
また、治療当日から湯船に浸からないシャワー程度の入浴が可能で、治療したその日から通常の生活に戻ることができます。
ミラドライは認定されたクリニックだけで治療可能で、当医師団では医師が施術を行います。

ミラドライについて詳しくは、ミラドライページをご覧下さい。